働きながら特別区経験者採用に合格するための勉強スケジュール|残り期間別

働きながら特別区経験者採用に合格するための勉強スケジュール|残り期間別 対策の進め方

STEP2計画を立てる

この記事の情報は 2026-10-10 時点のものです。最新の情報は、特別区人事委員会の発表を確認してください。

この記事でわかること

  • 令和7・8年度の経験者採用【秋試験】の日程と、令和9年度で変わること
  • 論文試験の日から逆算した、残り期間別の勉強の進め方
  • SPI3の準備をどこに入れるか
  • 働きながら続けるための1週間の使い方の目安

結論から書きます。働きながら特別区(東京23区)の経験者採用を目指すなら、勉強の中心は論文です。令和9年度(2027年度)の日程はまだ発表されていませんが、令和8年度並みと仮定すると、論文試験は9月上旬、試験案内の公表と申込は6月下旬ごろになります。そこから逆算して、「経験ネタづくり → 論文の練習 → SPI3 → 志望区の研究」の順に進めるのが、仕事と両立しやすい流れです。

まず、令和7・8年度の日程を確認する

経験者採用【秋試験】の日程は、令和7年度と令和8年度でほぼ同じ時期でした。

項目 令和7年度(2025) 令和8年度(2026)
告示・申込開始 6月26日 6月25日
申込締切 7月17日 7月16日
1次試験・選考 9月7日 9月6日
1次合格発表 10月24日 10月23日
2次試験・選考 11月上旬のうち指定の1日 10月31日、11月1日・3日・7日・8日のうち1日
最終合格発表 11月21日 11月20日

令和8年度の事務(一般事務)の1次は、教養試験と論文2本(職務経験論文・課題式論文)を同じ日に受ける日程でした。

令和9年度から変わること

2026年9月9日の報道発表資料で、令和9年度からの変更が示されています。

項目 令和8年度まで 令和9年度から
事務(一般事務・ICT)の1次 教養試験+論文 SPI3(テストセンター方式)+論文
論文の実施 人事委員会が指定する日時・会場 従来どおり、人事委員会が指定する日時・会場
2次 人事委員会が実施 各区・組合が1次合格者に個別に実施
名称 経験者採用試験・選考 経験者採用選考

SPI3は、指定された受験期間の中から日時・会場を選んで受けられる方式です。SPI3の受験期間、論文の実施日、2次選考の日程は公表されておらず、令和9年度の試験案内で示される予定です。

そのため、この記事のスケジュールは「令和9年度も令和8年度並みの日程と仮定すると」という前提で書いています。試験案内が出たら、日付を置き換えて使ってください。

残り期間の数え方

この記事の「残り期間」は、論文試験の日から逆算した期間です。令和8年度並み(9月上旬)と仮定すると、次の時期にあたります。

残り期間 令和8年度並みと仮定した場合の時期
6か月以上 3月上旬より前
3か月 6月上旬(試験案内の公表前)
2か月 7月上旬(申込期間中)
1か月 8月上旬

申込期間は3週間ほどしかありません。申込時には、2次で参考資料として使われる「職務経歴書」の入力もありました(令和8年度 試験案内)。申込の直前に慌てないよう、職務経歴の整理は早めに済ませておくと安心です。

残り期間別のスケジュール(当サイトの目安)

ここから先の期間配分や本数は、公式のものではなく当サイトの目安です。

残り6か月以上:材料づくりの時期

まだ論文を通しで書く必要はありません。材料を集める時期です。

  1. 制度を確認し、受ける級を決める(1級職と2級職の選び方)
  2. 論文の型を理解する(職務経験論文の書き方、課題式論文の書き方)
  3. 職務経験論文に使う経験ネタを3〜4本、「状況・課題・行動・結果」で書き出す
  4. 志望区の基本計画や予算の資料を読み、分野ごとに取組をメモする
  5. 月に1本、職務経験論文か課題式論文を時間を気にせず書いてみる

残り3か月:論文を書く量を増やす

  1. 1〜4週目:職務経験論文と課題式論文を、週1本ずつ交互に書く
  2. 5〜8週目:書いた論文を見直して書き直す。2本目からは1時間30分を測って書く
  3. 9〜12週目:志望区を決めて区の資料を読み込み、課題式論文の材料を増やす

SPI3の対策本は、この3か月のどこかで1周しておきます。

残り2か月:絞り込む

  • 経験ネタは3本に絞る
  • 論文は職務経験論文2本、課題式論文2本を書き、それぞれ書き直す
  • 区の研究は第1志望と第2志望の2区まで
  • SPI3は、苦手な分野を中心にもう1周する

残り1か月:仕上げる

  • 経験ネタは2本に絞る
  • 職務経験論文・課題式論文を1本ずつ、1時間30分を測って書き、見直す
  • 区の研究は第1志望だけ
  • SPI3は受験日を早めに予約し、時間を測って解く練習に切り替える

SPI3の準備をどこに入れるか

令和9年度から、事務(一般事務・ICT)の1次選考は教養試験に代わってSPI3(テストセンター方式)になります。検査の構成や受験期間、論文との合わせ方(論文の採点の前提になるかどうかなど)は、令和9年度の試験案内で示される予定です。

令和8年度までは、教養試験の成績が一定点に達しない場合は論文が採点されませんでした。SPI3が同じ役割になるかは分かっていません。軽く見ずに、論文と並行して準備しておくのが安全です。

当サイトの目安としては、次の進め方が働きながらでも続けやすいと考えています。

時期 やること
論文試験の3〜4か月前 テストセンター方式に対応した対策本を1冊決め、1周目は解き方を理解する
2〜3か月前 2周目は時間を測って解き、苦手な分野を洗い出す
受験期間が始まったら 早めに受験日を予約する。受験期間の前半に受けておくと、体調不良などにも対応しやすい

SPI3の仕組みと準備の詳しい考え方は SPI3の対策 にまとめています。

働きながら続ける1週間の使い方(当サイトの目安)

曜日 やること 時間の目安
平日(3日程度) SPI3の問題、論文の骨子づくり、区の資料読み 1回30分
週末(1日) 論文を1本通しで書く 1時間30分+見直し
週末(もう1日) 書いた論文の見直しと書き直し 1時間程度

大切なのは、毎週「論文を書く日」を先に決めておくことです。空いた時間に書こうとすると、仕事が忙しい週は後回しになりがちです。

難易度と、1次合格後の準備

受験者数や倍率など、難易度の目安になる公式の数字は 倍率と難易度 にまとめています。

令和8年度は、1次合格発表(10月23日)から2次(10月31日〜)まで約1週間でした。令和9年度からは2次選考を各区・組合が個別に行うため、日程は変わる可能性があります。いずれにしても、1次の結果を待ってから面接の準備を始めると時間が足りなくなりやすいので、志望区の研究や志望動機の整理は、論文の準備と並行して少しずつ進めておくのがおすすめです。2次選考については 2次選考の対策 で扱っています。

有料パックについて

論文の答案例と解説、23区のデータ、面接の準備までを1冊にまとめた 特別区経験者採用 論文・面接対策パック もあります。スケジュールに沿って自分で準備を進め、材料が足りないところだけ使う、という使い方もできます。

出典

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